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4月, 2019の投稿を表示しています

夜の俳句実作講座の案内

社会人のための俳句実作講座「俳句 OJT 」 開催主旨:主に定年退職を控えて新しい世界を探されている方のための 実作講座です。短期集中(10週連続)で結社句会に参加出来るレベルの作句実力をつけます(授業における句会での実作が進歩を早めます)。 句会指導と添削の二段型指導を行います。 指導講師:主任講師 後藤 章(現代俳句協会・初心者講座講師) 補助講師:寺澤一雄(現代俳句協会・顕彰部委員) 参加資格:申込時65歳以下の男女(働いて方を歓迎します) *俳句の知識ゼロでも構いません*メール環境のある方 募集人員:10名 ∔α( 先着順 ) 実施場所:現代俳句協会図書室 参加費用:2万円/1人 講座日程:毎週木曜日 午後7時から午後 9 時まで     日 程 内   容 オリエンテーション      5月3 0 日 詳細実施要領説明 第一週 6月 6日 第一型の習得 第二週 6月13日 第一型の変形習得 第三週 6月20日 第一型の変形2の習得 第四週 6月27日 第二型の習得 第五週 7月 4日 第二型の応用 第六週 7月11日 第三型の習得 第七週 7月18日 第三型の応用 第八週 7月2

名古屋が熱い ちんちこちん(というらしい)

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東海地区現代俳句協会  第二回 JAZZ 句会 LIVE in 名古屋開催!                           by  赤野四羽 2019 年 3 月 30 日土曜日、名古屋市今池のカフェ「あらたると」にて、東海地区現代俳句協会青年部企画の第二回 JAZZ 句会 LIVE が開催されました。 当日はいわゆる花曇、カフェのすぐ横の今池公園の桜を眺めながら、華やいだ空気の中で会が始まります。前回は 14 時開始で 1 時間延長したので、今回は 13 時から開始になりました。 進行は前回と同様、兼題「桜・音・酒・音」から選び、俳人 3 名がおのおの句を詠んで発表します。発表者は句について簡単に説明し、それぞれの句に対し、ミュージシャンが 2~3 分程度の即興演奏を行います。これを一ターンとし、まずは青年部会員が 3 名例として行います。 その後のターンは会場から参加者を募り、順次進行していきます。ターン間はあらたるとさんのオリジナルカクテルや珈琲、お料理を注文して談笑タイム。あらたるとさんのマスターは画家でもあり、店内のアートな雰囲気がインスピレーションを刺激します。 今回も会場から次々と参加があり、大変盛り上がりました。発表句と作者は以下の通り。 咲き満ちる桜に狂ふ我らあり                廣島佑亮 一人ずつ娶らん桜散りぬるを                      赤野四羽 たましひに触るるたましひさくらの夜     福林弘子 生者には無音ただただ桜散る                伊藤政美 濁音なき新元号や花の雨                       岡村知昭 頬杖にグラスの音を聴く春愁                 斎乃雪 襖絵の虎に目のある朧かな                   高橋直子 不死鳥の絵とアボリジニ桜散る             村山恭子 一幅の絵巻のごとく花の雨                   松永みよ子 俳人がずらり海市のショットバー          なつはづき あきらめることばかりなり花見酒           廣島佑亮 深酒の香気を交わす花の暮       

いろいろ面白いことが企画されている

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平成31年度現代俳句協会総会開催   開催に先立ち理事会が開催されました。   年間事業予定並びに予算が審議されました。   総額¥74,000,000ーの黒字予算を数年ぶりに復活できました。   各地区協から出席された理事 幹事側席    今年度力を入れている広報活動について新設広報部の佐怒賀部長が説明 数ヶ月に一度の割合で記者会見を開き、現代俳句協会をアピールして行くと説明。     続いて総会会場へ移動     水野事務局長による大会成立宣言。    寺井副会長が総会開会の辞を述べた。 出版部長の津坂部長から 句集出版の実績がアピールされた。   かなりの出版依頼が来ていて大忙しだとのこと   格安で高品質の句集が出版できます。     神野紗希青年部長は『新興俳句アンソロジー』完売の報告がなされた。 ふらんす堂と協会どちらも完売しました。有り難うございました。   今後は町の本屋さんで注文してください。ふらんす堂で扱います。                 

H30年度初心者講座修了式

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平成最後の初心者俳句講座が最終講義を終えました。 一年間皆様有り難うございました。 仕事の都合などで、なかなか出席出来なかった方もおられましたが 無事卒業式を迎えられました。 以下に、最終回の各人の俳句を紹介します。 阿部 喬     始発駅たんぽぽの絮吹いてみる 荒井良明   あのときのあのフクシマのブランコよ 伊藤純子   ライトアップ水面に花のゆれる宵 井越玲子   顔上げて今年の春の風受けし 風間昭彦   玄関の四月の風のにほひかな 加藤容子   途中まで騙されており四月馬鹿 坂本英美   鈴虫や耳を澄ませば静まれり 関口昌伸   たんぽぽやそっとつかんでそっと吹く 中野みどり  春寒や淡く大根含め煮る 宮﨑清美   卒業や素十の百句読み了へり 村上直久   春月夜郵便ポストそっぽ向き 望月由美   春キャベツレジ打つ指は新社員 山縣 隆    群生に風筋残る野水仙  山口慶子   花見会老人がする婆抜きや 山﨑礼子   辻辻のカーブミラーや入学児 岡本容子   欠席 鈴木 結    欠席 寺嶋正秀   欠席   後藤 章(講師)       お彼岸の同じ話に笑ひあふ                風車買うてお面も欲しがりぬ                おいなりに並び草餅さくら餅 堀  梢(スタッフ)    おもちゃ箱ひっくり返して菜種梅雨 平野菜穂子(スタッフ)    春の渡舟の揺れれば空の揺れ *今年度の講座は4月27日に第一回を始めます。見学希望のかたは協会事務局池田まで電話してください。 基本的に毎月第四土曜日の午後一時から四時まで協会図書室で行います。 30分間教科書に基づき講義、その後句会の形式です。 句会はフリートーク形式で選評を披露し合い、講師が助言をします。